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三菱東京UFJ銀行の米国子会社「ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア
(UBOC)」が、マネーロンダリング(資金洗浄)対策が不十分だとして、
米金融当局の米通貨監督庁などから今夏にも業務改善命令と制裁金
1000万ドル(約12億円)の行政処分を受ける見通しになった。制裁金
を伴う行政処分を邦銀が受けるのは異例。
UBOCは、米カリフォルニア州を拠点に営業しており、05年3月にも
資金洗浄の監視態勢などが不十分として、米当局から業務改善命令を
受けた。通貨監督庁などはその後も改善が進んでいないと判断した模様。
早ければ8月にも2回目の業務改善命令を出す見通し。
UBOCを傘下に持つ米持ち株会社「ユニオンバンカル・コーポレーション
(UNBC)」が21日までに、米当局から処分方針の通知を受けて、
4~6月期決算で制裁金1000万ドル分を引き当てた。
三菱UFJフィナンシャル・グループは昨年末、ニューヨーク支店などで
監視態勢の不備について、米当局から業務改善命令を受けたほか、
04年にもUBOCの子会社が資金洗浄対策に関して行政処分を受けて
いる。
国内でも、金融庁が6月、三菱東京UFJ銀に対し、投資信託の不適切
な販売や海外で多数の不祥事があったとして業務改善命令を出し、
畔柳信雄頭取ら役員が減俸処分になっている。同行はニューヨークなど
の海外支店で、不審な取引を監視する新型コンピューターソフトを年内
に導入するなどの対策を進めている。
ソース(毎日新聞) URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
別ソース(日経新聞) URLリンク(www.nikkei.co.jp)
別ソース(読売新聞) URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
別ソース(中日新聞) URLリンク(www.chunichi.co.jp)