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【特報 追う】参院選・山形 「自民王国」黄信号
自民公認、篠原みえ子氏(59)と民主公認、舟山康江氏(41)の女性候補対決に火花が散
る山形選挙区。勢いで勝る民主に対して、自民は、全県に張り巡らされた県連支部や自民系議員の
後援会から成る組織力で牙城死守を図る。しかし、吹き荒れる逆風に”自民王国”自慢の
集票マシンに黄信号が点灯している。(松本健吾)
「大変な人気。聴衆1人1人が家に帰って話してくれればずいぶん広がる」。この選挙戦では
珍しく自民関係者の顔がほころんだ。
16日、山形県の置賜地区のスーパー前。黒山の人だかりに囲まれ、安倍晋三首相の妻、
昭恵夫人がマイクを握っていた。「今、主人はかつてない逆風の中で、もがいています。
もう一度、自民党を信じてください」と、おなじみの”アッキースマイル”に悲壮感を滲ませながら、
篠原氏の支持を訴える。
昭恵夫人はこの日、置賜地区一円で会合や街頭演説をこなし、行く先々で数百人が集まる
人気ぶりを披露。平弘造県連幹事長の地元、長井市で行われた篠原氏の個人演説会では、
約800人が出席、この選挙戦が始まって以来最大の盛り上がりを見せた。
自民山形県連はこれまで、参院選は5連勝中で、3年前の接戦を除き10万~20万票もの
大差をつけて勝ち続けてきた。
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