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新潟県中越沖地震が発生した16日、安倍首相は遊説先の長崎からトンボ返りすると
、防災服に身を包み、官邸からヘリを飛ばして現地入りした。ここぞとばかりに張り切
ったわけだが、危機管理の専門家は「司令塔がアタフタ動いてどうする」と呆れていた
。人の不幸に乗じた選挙対策はいい加減にした方がいい。
ヘリで柏崎入りした安倍首相は、東京電力の柏崎刈羽原発や住民が避難している小学
校を駆け足で視察すると、3時間足らずで、東京に戻った。こんな短時間で、「何した
の?」という中身だ。
安倍は自分の現地入りの前に溝手防災担当大臣を現地入りさせている。そのうえ、“
司令塔”の首相まで出張る必要があったのか。安倍は甘利経産相も同行させている。閣
僚が3人も出向いたことになる。
「現地はただでさえ大混乱なのに、首相や大臣がノコノコ来たら、その対応で追われる
ことになる。百害あって一利なしだ」(現地関係者)
自民党の幹事長経験者は「参院選目当てと受け取られかねない」と語っていたが、誰
がどう見たって、選挙向けのパフォーマンスだ。
(中略)
安倍は、14日には遊説先の大阪でタコ焼きを食べ、自分で焼いた感想を聞かれて、
「いやあ、おいしかった。思いのほかうまくできたなあ」なんて、ノンキに答えていた
。この時、九州では台風が吹き荒れていた。さすがに非難されると、その日の夜10時
になって、あわてて災害対策関係省庁局長会議を開いた。みんながパフォーマンスに呆
れていたら、翌々日はヘリである。
この首相につける薬はない。
【2007年7月17日掲載記事】
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