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法務省大村入国管理センター(大村市)は十八日、住居侵入の罪で罰金刑を受けた
同センターの入国警備官(43)が、法務省の出入国記録など電算記録データを無断で
持ち出していたと発表。同警備官は同日、停職一月の懲戒処分となり、同日付で依願
退職したという。
元警備官は二月中旬、諫早市在住のフィリピン人女性(26)方に侵入したとして、住居
侵入容疑で六月五日に諫早署が逮捕。長崎簡裁が罰金十万円の略式命令を出した。
しかし元警備官は昨年十月、この女性の出入国記録や在留状況などが記載された
電算記録データを印刷して上司に無断で持ち出し、女性が働くスナックで見せていた
ことが判明した。
同センターによると、持ち出した電算記録データは、個人のID番号がないと情報を閲覧
できないが、元警備官は閲覧できる立場だったという。
諫早署によると、女性は入管難民法違反(不法在留)などの容疑で五月に逮捕、起訴
されて公判中。同警備官は、女性が以前働いていたスナックの常連で、この女性に
好意を抱いていたという。
同センターは「誠に遺憾。二度とこのようなことがないよう、全職員に対し、情報の管理を
徹底したい」としている。
URLリンク(www.nagasaki-np.co.jp)