【格差社会】 「この階層から抜け出すのにも金がいるのか」 派遣社員、30万円の壁で抜け出せない“格差”★5at NEWSPLUS
【格差社会】 「この階層から抜け出すのにも金がいるのか」 派遣社員、30万円の壁で抜け出せない“格差”★5 - 暇つぶし2ch1:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
07/07/20 00:13:13 0
・三十万円の壁がある。
 京都市の岩崎弘泰(30)は昨年、市内の就職支援機関「ジョブカフェ」を訪ねた。五十代の
 相談員が言葉を選んで口にした。「正社員として就職しようと思ったら、三十万円は蓄えとして
 用意しておきなさい」。初任給が出るまでの生活費が必要なことを諭された。

 「この階層から抜け出すのにも金がいるのか」
 派遣社員の岩崎にとって、今は一日を生きるのが精いっぱい。奈良県に住む父親は失業中。
 頼るわけにいかず、その額はあまりにも大きい。
 学生時代は学者になりたかった。大学四年の夏と冬に大学院を受験。合格通知は来なかった。
 就職に切り替えても、不景気で採用は抑えられ、職も決まらない。
 貯金が底を突き、翌年五月からアルバイトを始めた。それ以来、非正規雇用の警備員や日雇い
 労働者として、職場を十カ所以上も転々とした。

 今は、草津市のエアコン製造会社で週五日働く。エアコン室外機の組み立て作業。
 夜八時から約十時間、約一キロの工作機械を手に、延々と二千四百個のビスを打つ。
 給料は手取りで十四万から十七万円。風呂なしアパートの家賃や食費を出し、奨学金を
 返済すると、手元にほとんど残らない。社員食堂入り口に、正社員向けの高級時計販売や
 家のローン案内の紙が張られている。目に入るたび、「階層が違う」と実感する。

 「職安統計年報」によると、二〇〇〇年度に千七百四十一人だった県内の派遣労働者は
 〇四年度、五千二百三十一人に増えた。
 今や派遣労働者は企業には不可欠。増えるにつれ、雇用環境が問題になり、候補者たちが
 街頭で「格差解消」を訴える。

 岩崎も各党の主張は気になる。二十九日には、投票所まで十五分かけて歩いていくつもりだ。
 「投票しなかったら、状況はもっと悪くなるだけだから」
 夕方、職場に向かう時、夜勤を終えて朝に帰宅する時、その気持ちは強くなる。電車の中で
 スーツ姿のサラリーマンに囲まれると、浮いているような気分になる。
 「将来どうしようとしているのか。答えられないのが答え」 =敬称略(一部略)
 URLリンク(www.chunichi.co.jp)

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