07/07/19 13:58:01 xUfJAcpn0
作者は未詳である。
歌詞の出典はしばしば『古今和歌集』(古今和歌集巻七賀歌巻頭歌、題しらず、読人しらず、
国歌大観番号343番)とされるが、古今集のテクストにおいては初句を「わが君は」とし、
現在採用されているかたちとの完全な一致は見られない。「君が代は」の型は『
和漢朗詠集』の一本に記すものなどが最も古いといえる(巻下祝、国歌大観番号775番)。
解釈の上で問題となるのは「わが君は」「君が代」の「君」である。
古語の「君」には(1)単純な二人称と(2)君主、王の二義があり、
その先後については古くより議論があってどちらとも容易に定めがたい。
王朝和歌の世界においても両様が用いられた。
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