07/07/18 22:48:13 0
新潟中越沖地震で放射能漏れなどのトラブルを起こした東京電力の柏崎刈羽原子力発電所について、
国際原子力機関(IAEA)のモハメ・エルバラダイ事務局長は18日、「包括的な調査が必要」との
見方を示した。
マレーシアを訪問中のエルバラダイ事務局長は記者団に対し、「(地震は)想定を上回る規模だった」とし、
「今後の地震対策のためにも、日本政府は構造やシステム、原子炉の部品などについての包括的
調査を行う必要がある」と述べた。
同原発は同日、安全が確保されていないとして柏崎市長から緊急使用停止命令を受けた。また、
東京電力は放出された放射能量を当初約6万ベクレルと発表していたが18日午後、その1.5倍となる
9万ベクレルに訂正した。東京電力は依然法令限度内で外部環境への影響はないとしている。
16日に発生したマグニチュード6.8の新潟中越沖地震では9人が死亡、1000人以上が負傷した。
今も数千人が避難所生活を余儀なくされている。
(c)AFP
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IAEA事務局長、柏崎刈羽原発の調査に参加も
国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は(中略)18日、「IAEAは事故に関する国際的な
調査団に加わる用意がある」と述べた。放射能漏れの原因究明に当たっては「日本を信頼しており、
透明性の高い調査が行われることを期待する」とした。「地震は原子炉が設計された想定よりも
大きかったとの報告を受けている。構造などについて(日本は)地震に対する教訓を得る必要がある」と
指摘、地震対策を見直す余地があるとの見方を示唆した。
URLリンク(www.nikkei.co.jp)