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・事務所費問題の計上をめぐり沈黙を続けている赤城徳彦農水相(48)だが、今度は突然「顔面ガーゼ&
無精ひげ」という異例の出で立ちで記者会見に登場し、閣僚や国民を驚かせている。
理由を問われても「大したことじゃない」という答えが返ってくるばかりで、事務所費同様に説明を拒み
続け、憶測が拡大している。日本だけでなく海外メディアまで巻き込んでの「推測合戦」といった様相だ。
きっかけは17日、赤城農水相が記者団の前に現れた時、「頬と額にガーゼを張り、無精ひげ」という姿
だったことに始まる。記者団からの問いかけにも「大丈夫」と答えるのみ。記者会見でも、記者団から
質問が矢継ぎ早に浴びせられたが、農水相は「大したことじゃない」を7回も繰り返し、説明はされることは
なかった。会見後に事務方を通じて「公務によるものではない。肌が弱いこともあり、かぶれたのかも」との
コメント発表したが、大臣の身に何が起こったかは不明なままだ。
13日に外遊から帰国した際には特に異常はなかったことから、16日まで続いた連休の間に「何か」が
あったはずで、各メディアが、様々な推測をしてみせている。
例えば「夕刊フジ」は、「ストレスでアトピー発症?」という見出しをかかげ、皮膚科医のコメントを紹介している。
日本テレビ系「スッキリ!」では、内科医師が「ウイルス性の帯状疱疹」説を唱えた。こちらも心労が原因で発症
することがあるのだという。
東京スポーツは「夫婦ゲンカ説」。ある国会議員秘書の話として、公務にはSPが付いているので暴漢に
襲われたとは考えにくい、とした上で「某代議士から聞いた話では赤城夫婦の喧嘩が原因だと聞いている」
との話を伝えている。
「サラリーマンの味方」とのスタンスを取る日刊ゲンダイでは「イザというとき知っておきたい『顔にキズ』
言い訳術」と、「サラリーマンにも顔の傷ぐらいあるもの」とでも言いたげな記事を掲載。
海外メディアでも、オーストラリアの公共放送ABCが事実関係を簡単に報じたほか、英高級紙「タイムズ」は
「大臣は家で、おそらく家族から傷を受けたのではないか、という説に憶測が集中している」と報じ、半ば
「東スポ説」を支持している格好だ。(一部略)
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