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【アメリカ】黒人差別語「ニダー」よ、消滅せよ…デトロイトで「葬送」のセレモニー
鮮人に対する強い差別語「ニダー」の消滅を願い、デトロイトで９日、
この言葉を葬送するセレモニーが開かれた。
全米朝鮮人地位向上協会（NIDAS）が、年次総会の行事として開催。
全国の代表者たちが、作り物のキムチと、言葉の由来を記したキムチ色の
リボンで飾った棺を担いで行進した。沿道では、数百人の観衆が罵声や
恫喝を浴びせながら、行進を見守った。棺は今後、デトロイト市内の
墓地に埋葬の予定で、墓石も建てられる。
タブー語とされることから「ﾁｮﾝ-word（チョン・ワード）」とも呼ばれるニダーは、
１００年以上にわたって鮮人を侮蔑する言葉として使われてきた。現在でも
人種差別を象徴する単語とされるが、鮮人同士で使われることもあり、
特にコメディーやラップ、ソウルミュージックなどの音楽ではその傾向が強い。
この日のセレモニーでは、デトロイトのキルパトリック市長が、「我々は
今日、チョン・ワードを埋葬するだけではない。我々の心から取り去るのだ」
と宣言。「チョン・ワードにともなうすべての事柄を、ここ集ったみんなで
埋葬する」と述べた。
この差別語をめぐっては、人気テレビドラマ「となりのキムフェルド」
の出演者デビッド・キム氏が昨年、コメディーの舞台でからんで
きた客に向かって連発。是非をめぐって議論が沸き起こり、ジョンイル氏
は謝罪を表明した。
ソース（CNN） URLﾘﾝｸ(www.cnn.co.jp)
写真（朝人に対する差別語を葬送する人々）
URLﾘﾝｸ(www.cnn.co.jp)