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東京・杉並区で覚醒剤事件の捜査をしていた警視庁の捜査員２人が、
暴力団組員の乗用車におよそ２０メートル引きずられる事件がありました。
組員は逮捕されましたが、捜査員２人は重軽傷を負いました。
今月１５日の未明、杉並区高円寺南の路上で、覚醒剤事件の捜査をして
いた警視庁第二機動捜査隊の警部補（４２）と板橋警察署の警部補（５７）
の２人が、車に乗り込もうとする不審な男を発見し、職務質問をしようとしました。
しかし、男は突然、車をバックで急発進させ、ひきとめようと車にしがみついた
２人を、およそ２０メートル引きずって電柱に激突しました。
運転していた暴力団組員、田島剛一容疑者（３９）が傷害の現行犯で逮捕され
ましたが、機動捜査隊の警部補が左足の指を骨折する重傷、板橋警察署の
警部補も背中を打撲するなど軽傷を負いました。
田島容疑者は「敵対する暴力団と思い逃げた。警察官とは思わなかった」と
供述しているということです。
ソース：URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)