07/07/14 01:09:46 0
参院選に関する読売新聞社の継続世論調査(電話方式)で、自民党の固い支持基盤である
町村部でも選挙区選の投票先に同党をあげる人が減り、急伸した民主党に逆転されたことが
分かった。
勝敗のカギを握る29の「1人区」は町村部を多く抱えており、自民党には厳しい情勢だ。
これまでの計4回の調査で選挙区選での投票先の推移を見ると、第3回(3~5日実施)までは
自民、民主両党が拮抗(きっこう)していたが、第4回(10~12日実施)では民主党(27%)が
自民党(22%)を5ポイント上回った。
これを都市規模別(5分類)で見ると、中核都市、中都市、小都市では両党に大きな差はないが、
大都市部は民主党31%、自民党16%、町村部では民主党30%、自民党21%といずれも
民主党が大きくリードした。
大都市部では第1回の調査時から民主党が優勢だったが、町村部では自民党が37%→30%→
31%→21%と当初から16ポイント減。一方、民主党は22%→21%→15%→30%と推移、
ここにきて自民党を離れた有権者を取り込んでいると見られる。
公明、共産、社民の各党は大きな変化はなかった。
前回参院選時の継続世論調査では、町村部での選挙区選の投票先は、常に自民党が
民主党を上回っていた。民主党は今回、小沢代表が「地方重視」を掲げて町村部での遊説を
重ね、農家への戸別所得補償などを訴えており、それが効果を表してきたとも言えそうだ。
ただ、今回の第4回調査でも、政党支持率は町村部で自民党が33%と、
民主党の24%を上回っている。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)