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同僚の男性医師(40)の携帯電話メールが自分に転送されるように勝手に設定し、
盗み見していたとして、警視庁ハイテク犯罪総合センターは不正アクセス禁止法違反の疑いで、
東京都江戸川区の総合病院「森山記念病院」内科医、
柚須慎容疑者(37)=大田区西糀谷=を逮捕した。
1年半で2千数百回にわたって同僚のメールを閲覧。
「同僚の言動が不満でメールからぎゃふんといわせる材料を探そうと思った」と供述しているが、
発覚を恐れて公表せず独りで盗み見を楽しんでいたという。
調べでは、柚須容疑者は平成17年12月、同僚の机から携帯電話を勝手に取り出し、
受信するメールを自分のフリーメールアドレスに自動転送されるよう不正に設定した疑い。
設定には暗証番号が必要だが、同僚の生年月日を打ち込んでいた。
医師が自分で設定した覚えがない自動転送設定に気付き、警察に相談した結果、
柚須容疑者の犯行が分かった。
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