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★ライブ・アース エコ意識高まったか?
地球温暖化防止を訴え、8カ国をリレーして丸1日開かれたコンサート「ライブ・アース」。日本でも千葉、
京都の2会場に計約1万5500人が訪れたイベントで、観客の環境への意識は高まっただろうか。
「ライブ・アース」はゴア元米副大統領らの呼びかけで100組以上のアーティストが参加、20億人の
視聴者に中継された。
(中略>>2以降に)
両会場の電力は太陽光やバイオディーゼル燃料による発電でまかなうなど、「環境負荷の少ない」
コンサートをアピール。ゴミ処理にも力を入れ、幕張はボランティアが9分別の処理に誘導、
京都はゴミ箱を設けず、係員が「ゴミ一つ落ちていない会場で終わらせましょう」と呼びかけた。
今回のイベントの主目的は啓発。幕張ではステージ転換時に「生活スタイルの変更」を呼びかける映像
が繰り返し流れていた。
しかし、アーティストが飲みかけのペットボトルを客席に投げる光景もみられ、早々と喫煙所が撤収された
せいか、終演後は入り口にたばこの吸い殻が大量に散乱していた。1万2000人が集まった9時間の
コンサートの間に消費された飲食物の容器が、指定の収集所と異なるトイレのゴミ箱周りに山をなしていた。
果たして啓発に大量動員の長時間ライブはふさわしいのか。特別公演の京都は2時間のライブに3500人。
ステージにメッセージ映像が流れない代わりにUAらアーティストは歌にメッセージ性をこめた。飲食の必要
がないせいか、閉演後の会場にゴミはほとんど落ちていなかった。映像や音が瞬時にメディアで広がるいま、
京都型のミニマムライブで世界をリレーする方法はなかっただろうか。
朝日新聞 2007年07月11日15時10分
URLリンク(www.asahi.com)
金堂の前で演奏するYMO=7日、京都市で、上田潤撮影
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