07/07/12 08:12:30 qBgdB0MG0
ネットの情報発信ではサイト制作業者は深く関与するが、企業が出す広告をメディアに仲介するいわゆる
「広告代理店」の存在意義はない。「枠を押さえている」というテレビにおける電通のような存在は、
ネットでは「中抜き」されるのだ。DELLがオンラインで受けた注文情報を本国とマレーシアに瞬時に送り、
流通過程を押さえている問屋などすべて中抜きして、製品を航空便で届けるのと同じだ。だから、
インターネット上の広告費が急激に伸びるわけではない。にもかかわらず、企業が運営するサイトにアクセスし、
詳しく比較検討のうえ、その企業の製品を買う人が増えていく。
インターネットの存在を考えなくても(考えればなおさら)、テレビCMの効果は疑ってかかる意味があるという
ことだ。よくいわれるのは、テレビCMは、ある製品の存在を視聴者に知らせるまでの役割しかなく、
それが売れるかどうかは別の話(放送局が受け取る広告費は、知らせることの対価であり、製品が売れた
ことの対価ではない)ということだ。ところが、テレビCMを打つ多くの企業は、CMを打てば製品は売れると
思い込んでいるように見える。それは別の話だということに気づく企業は、今後どんどん増えるだろう。
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)
つまりネットの時代には企業にとってもテレビや新聞や広告代理店は不要なブローカーと言うことだね。