07/07/10 09:06:59 0
制服警官、女性に抱きつく 道警 示談成立、公表せず 札幌・西区
札幌西署地域課の五十代の男性警部補が六月、公務中に拳銃や警棒を所持した制服姿で
札幌市西区のアパートに一人で住む四十代の女性宅を訪れてこの女性に抱きつき、
体を触るなどしていたことが九日、分かった。
警部補の行為は特別公務員暴行陵虐や強制わいせつの罪にあたる可能性が高いが、
警部補は女性に数百万円の金銭を支払い示談が成立している。
道警は示談の内容を把握しているが、これまで公表していない。
道警などによると、警部補は札幌市西区の交番に勤務。
以前からパトロール中などに女性宅を数回訪問し、知り合いになったという。
六月中旬も、パトロール中に一人で女性宅を訪問。玄関まで入り世間話を始めた後、
突然、女性に自分の警帽をかぶせ、抱きついて体を触り、顔を近づけた。
女性がはねのけると、警部補は再び抱きつこうとしたが、女性が突き飛ばしたため、出て行ったという。
警部補はその日のうちに女性宅に謝罪に訪れ、その後も現金を持参して金銭による示談を求めたが、
女性は現金を受け取らず、被害届を出す意向で札幌西署と道警に相談した。
道警は女性から事情を聴くとともに、警部補からも聴取し、事実関係や示談交渉についての報告を受けた。
だが、被害届などの手続きが行われないまま七月上旬、警部補の代理人の弁護士が女性宅を訪れ、
数百万円の金銭による示談を持ちかけ、女性もこれに応じた。
示談書には、《1》被害届などを出さない《2》内容を公表しない-など、口止めとも受け取れる条件が含まれていた。
警察官の強制わいせつなどの事案については、一般的に、警察が被害者に対して被害届や告訴するよう促して
積極的に立件するケースが多く、今回のように被害届を出さないことを条件に示談に持ち込むことは
もみ消しともとられかねず、極めて異例だ。
北海道新聞 (07/10 07:05)
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)