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逆風下の安倍“不人気”首相に、テレビ局もソッポだ。国会閉幕後からメディアへの
露出度を高め、反転攻勢に打って出るつもりが、完全にアテが外れた。いくら安倍サイ
ドがテレビ出演を打診しても、お呼びが掛からない状況なのだ。
「劣勢を挽回したい安倍周辺が、すがりついたのがテレビ局。会期終了前に、民放各局
の政治部デスクを呼び出し、“首相をテレビに出さないか”と内々に打診したそうです
。公示日の12日まで連日テレビに出まくり、消えた年金問題の対応策などを直接、視聴
者に訴えるのが狙いでした」(官邸事情通)
テレビパフォーマンスに向け、安倍サイドはなりふり構わず。報道番組やワイドショ
ーはもちろん、バラエティー出演も辞さない構えだったようだ。自分から「テレビに出
して」なんて売れない芸人みたいだが、出演にあたっては「ある条件」を突きつけたと
いう。
「他党のトップを交えず、単独出演を条件にしたというのです。野党に攻められる姿を
世間にさらしたくなかったのでしょう」(民放関係者)
結局、この条件に食いついたのは、日本テレビ1局だけ。5日夜の報道番組「NEWS
ZERO」に生出演。消えた年金記録の件数を「2000万件」と2 度も間違える失態を演じた
が、8日の「報道2001」(フジ)を除き、出演スケジュールは真っ白け。それも単独出
演はNGで、他党トップとの党首討論となる予定だ。ある民放幹部はこう憤慨する。
「参院選目前のこの時期に、与党トップの単独出演を許すワケがないでしょう。『政治
的な公平』をうたった放送法にも抵触する。いつも、自民党は放送法を振りかざしメデ
ィアを批判するクセに、こんな時だけ“出演させろ”は、ムシが良すぎる。ホント、こ
の政権は異常ですよ」
安倍の悪あがきは不発に終わりそうだ。
【2007年7月6日掲載記事】
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