07/07/08 14:22:11 0
★「ドコモ2.0」大ピンチ 「2in1」「ファミ割」次々コケる
・電気通信事業者協会(TCA)は6日、2007年6月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。契約数は
3社とも「純増」だったものの、純増数では、NTTドコモは8万8,800、KDDI(auとツーカー)は13万3,200、
ソフトバンクは20万4,800で、ドコモの「一人負け」が相変わらず続いた。実はこの「一人負け」も
「ドコモ2.0」がコケたことが原因だった。「ドコモ2.0」とは、「904i」「704i」シリーズといった新しい機種や
「ファミリー割引」の新しい料金プラン、音楽配信の定額サービス、ビデオクリップ、直感ゲームなどで
「反撃する」という姿勢を打ち出したドコモの1大キャンペーンだ。
ドコモは「ドコモ2.0」の一環として、「904i」シリーズ全5機種に「2in1」機能を搭載。1台の携帯電話端末で
2つの電話番号とメールアドレスを切り替えて使い分けられる、利用者にとっても便利で契約者数の
増加につながる機能を採用していた。
しかし、「2in1」には同業のソフトバンクなどが総務省やTCAに「2契約とするのはおかしい」などと指摘。
これを受け、総務省は「1契約とするのが妥当」との判断をした。TCAがこれを受け、公表する契約数には
カウントせず、「2in1」の契約数を別途記載するというかたちをとった。
ドコモは「2in1」での契約が6月分で54,000もあり、仮に「2契約」が認められれば、KDDIを抜いて「一人負け」の
憂き目には遭わなかった。実際、ドコモ社内では「今月はやっと『一人負け』から脱却できる」という期待もあった。
総務省総合通信基盤局はJ-CASTニュースに対し、「2in1は、同一名義でしか契約できないことなどから
切り分けられた契約とは言いがたく、事実上、メインの契約に(1つの回線を)追加するもの」と説明する。
一方、NTTドコモ広報は「2回線が使い分けられるもので、2契約とするのが妥当と考えている。今後も2契約と
カウントしてもらうために交渉していく」としている。(>>2-10につづく)
URLリンク(www.j-cast.com)