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★尼崎ＪＲ脱線最終報告、遺族ら批判相次ぐ─事故調が説明会「誰も納得せず」
ＪＲ福知山線脱線事故に関する国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の最終報告書について、
遺族・負傷者向けの説明会が7日、兵庫県川西市内で開かれた。
遺族らからは「責任追及が不十分」「納得できない」といった不満や批判が相次いだ。
説明会は同日午後1時半から非公開で行われた。遺族や負傷者ら約270人が参加。
事故調の委員は出席せず、国交省の中桐宏樹・首席鉄道事故調査官らが最終報告書の概要を説明した。
先月末の最終報告書は、事故直前にミスをした高見隆二郎運転士（当時23）が、
車掌と指令所の無線交信に気を取られてブレーキ操作が遅れたと判断。事故の遠因として、
ＪＲ西日本の懲罰的な日勤教育（再教育）の存在があったことも指摘した。
出席者によると、この日の説明会では、最終報告書が自動列車停止装置（ＡＴＳ）の設置が
遅れたことや余裕のないダイヤ編成を「不適切」としながら、事故原因に盛り込まなかったことに質問が集中。
国交省側は「対策を取らなかったことと、事故原因は必ずしも一致しない」などとする回答に終始した。
「国交省にも責任がある」といった声も上がったという。
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▽過去ログ
【JR西日本】 「日勤教育の効果に疑義あった」と丸尾副社長、ＪＲ福知山線脱線事故の犠牲者遺族らと面会
ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)
【国交省】ＪＲ西日本の日勤教育にとどまらず鉄道業界全体に警鐘─航空・鉄道事故調査委のＪＲ尼崎脱線事故最終報告
ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)