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★安倍首相「窮余の策」ワイドショー初出演
安倍晋三首相(52)が6日、日本テレビのワイドショー「ザ・ワイド」に、単独で生出演した。
自民党によると、時の総理が単独でワイドショーに出演したのは初めて。視聴者の中心である
主婦層へのアピールが狙いであることは明らかで、年金問題や5日夜の報道番組で言及した
消費税発言などを釈明した。一方で、首相サイドは参院選投票日の29日まで記者団との
質疑に応じない構え。「失言対策だ」「メディアの選別だ」との批判が出ている。
安倍首相は午後2時すぎから約30分、黄色のネクタイ姿で生出演した。
冒頭、久間章生前防衛相(66)の「(原爆投下は)しょうがない」発言に絡み「私にすべての責任がある」と謝罪。
消えた年金問題には「社会保険庁のリストラを徹底的に行う」。前日、言及した消費税率引き上げについても
「どんな姿勢で臨むかは(参院選の)テーマになる。まずは徹底して(行政の)無駄遣いをなくす」と、
国民生活の話題に多くの時間を割いた。
内閣を「支持する」「支持しない」の声を紹介したビデオには「国民の声は謙虚に受け止めたい」としながらも、
「飛行機は逆風でないと高く飛ばないという。鍛えられていると思いながら全力を尽くしたい」と、強気な発言もした。
ワイドショーの主な視聴者は、主婦や若者など、いわゆる無党派層と重なる。
特に支持が少ないといわれる無党派へのアピールを重視した首相サイドの「窮余の策」(自民党関係者)。
自民党によると、首相(党総裁)がワイドショーに単独生出演したのは「恐らく初めて」だという。
「首相は在任中に特定メディアの単独取材を受けない」という不文律は、
小泉純一郎前首相(65)が破っているが、安倍首相は前日5日夜にも日本テレビの報道番組に生出演している。
同局は経緯について「お答えできません」(宣伝部)とするが、首相サイドのなりふり構わぬテレビ戦略が浮き彫りになった。
首相はこの日、テレビ、ラジオに3回出演。12日の公示日まで出演を予定している。(以下略)
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