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★安倍首相の消費税アップ発言に猛反発
安倍晋三首相(52)の「消費税アップ」発言が、波紋を広げている。
安倍首相は5日夜のテレビ番組で、参院選後の秋以降に消費税率引き上げを含めた税制改革の
検討に入る可能性を示唆。これに対し、野党側は6日、「参院選前にきちんとした案を
出さなければ詐欺行為」などと批判の声を上げた。自民党内からも「なぜこの時期に」と
反発が出ており、安倍首相は6日午後のテレビ出演では、参院選で消費税の論議が先行することに
懸念を示した。
発端は5日夜の日テレ系『NEWS ZERO』での発言だった。安倍首相は消費税について
「上げないなんて一言も言っていない。決して消費税から逃げることはしない」と宣言。
秋以降に消費税率引き上げの検討に入る可能性を示唆した。
首相は6日午後に出演した日テレ系「ザ・ワイド」でも、参院選での消費税問題の争点化について
「どういう姿勢で臨んでいくかはテーマになる」と指摘。「まずは徹底して(行政の)無駄遣いを
なくしていく。どれだけ(経済が)成長していくかを見据えながら決めていくべき」と
、少しトーンダウンしながらも、再び言及した。
参院選公示を直前に控え、新たなこの発言に、自民党内からは「なぜこの時期に増税の話をするのか」と
反発の声も出ているが、政治評論家の浅川博忠氏は「大平内閣で消費税導入案が浮上した翌年、
総選挙で自民党が大敗したように本来、選挙前に増税の話はタブー。でもあえて触れることによって
“逃げない自分”を演出し、『年金も大丈夫ですよ』と言いたいのでは。無謀な感じもするが」と分析する。
一方で野党サイドは、一斉に反発。民主党の菅直人代表代行は6日、
「参院選前にきちんとした案を出さなければ国民への詐欺行為だ」と批判。
社民党の福島瑞穂党首も「参院選が終われば消費税率を上げるとの明確な宣言だ」と述べた。
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