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・NTTドコモは4日、第3世代携帯電話「FOMA」に新シリーズ「704i」を設定し、今月から
8機種を順次発売すると発表した。携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」対応機種を
2モデル用意したほか、海外移動時にも、そのまま端末が使える「国際ローミング」に4機種
対応させたのが特徴だ。
704iシリーズは、ドコモの上位機種である900系シリーズとは異なり、機能を絞りデザインを
引き立たせた。実際、現在の最上位機種である1台の携帯に2つの電話番号とメールアドレスを
搭載した「2in1」や体感型ゲーム「直感ゲーム」など複雑な機能を省き「それぞれ薄くて
コンパクトな形状を実現した」(永田清人執行役員)という。
「そろそろ反撃してもいいですか?」。こんなCMキャンペーンを展開しながら、なかなか反撃の
兆しが見えなかったNTTドコモが、番号継続制以降、完敗を喫した「au」のKDDIなどに対して、
反撃の狼煙をあげ始めた。端末では新シリーズ「704i」8機種を今月から発売。料金面でも
最も割引率が高いプランを家族で共有できる家族向け新割引制度を9月から導入する。
さらに、ブランド向上に向け8月に社外からマーケティングのプロ2人を招聘するなど
“独り負け”の汚名返上に向け躍起だ。
「サービス、ネットワーク、端末、料金含めて、すべてを変革する」。ドコモの中村維夫社長は
先月26日の会見でこう宣言した。同社は5月から「ドコモ2・0」と冠して「変革する会社」を
標榜。刺激的なキャッチフレーズで顧客の関心を誘い、巻き返しを目指してきたが、5月の
携帯の新規契約から解約を引いた純増数は大手3社中最下位となるなど反応は今ひとつ。
実際に新規導入された機能が、既存機能の延長線とみられるためで「賛否両論、物議を
かもしているのは事実」と中村社長も認めている。
しかし、国内携帯シェアで54%を握る眠れる巨人は、急速に目覚め、底力を見せ始めた。
「できるだけ(他社より)先の機能、サービス、料金を目指し、失地を回復する」。6月の
株主総会で株主にこう宣言した中村社長。ドコモの反撃策は実るのか。(一部略)
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