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★新大阪駅、夜のダッシュ 渋滞で「新幹線乗れない」
JR新大阪駅(大阪市淀川区)と近くの国道を結ぶ進入路で、毎週末の夜にタクシー客が車列の脇を
走り抜ける危険な状況が続いている。大阪市中心部からの車で渋滞し、乗ったままだと新幹線の発車
時刻に間に合わないためだ。不況下のタクシーが確実に客を拾える同駅に集まりだした約10年前から
の現象だが、改善を求めるJR西日本にタクシー業界は「駅の構造上の問題」と主張。市も調査を始めた
が、解決の糸口は見えてこない。
「もうすぐ発車してしまう」「運転手さん、ここで降ろして」
6月上旬の金曜日、東京行きのぞみの最終電車の発車時刻が迫る午後8時40分すぎ。国道423号
(新御堂筋)から駅につながる進入路をのろのろ走る複数のタクシーから、かばんを抱えたスーツ姿の
会社員らが次々と降り立った。車列と側壁の間にできる幅1メートルほどのすき間を200メートルに
わたって全力で駆け、駅の切符売り場に飛び込んでいった。
出張から名古屋に帰る女性会社員は「うわさで聞いていたけど、この渋滞はひどい」。交通整理担当の
誘導員は「木曜日と金曜日の午後8~9時台によく見られる光景。車にぶつかりそうで危ないと思うが、
新幹線に乗るのをあきらめろとは言えないし……」と困った表情で話した。
1日平均約3600台のタクシーが集まる同駅と新御堂筋を結ぶ進入路は2車線で、分岐点からタクシー
降車場までは約300メートル。渋滞は様々な要因が絡み合う。
約110台収容の駅前タクシー待機場が満車状態となり、進入路の右車線が待機場に向かう空タクシー
で渋滞▽このため、駅前で客を降ろすタクシーが左車線に集中▽駅前降車レーンは1車線しかないのに、
多くのタクシーが駅構内の切符売り場に近いレーン入り口付近で客を降ろす▽レーンでの流れが遮られて
管に弁ができたような状態になる―というものだ。 (>>2以降へ)
朝日新聞 2007年07月04日
URLリンク(www.asahi.com)
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