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インターネットの「リアルタイム財政赤字カウンタ」によると、日本全体の長期債務残高総額
(地方含む)は、ついに1010兆を突破した。日本の財政は破綻的な危機にあるのだ。
財政が破産したらどうなるか。
1997年のアジア通貨危機では、韓国が一時IMFの管理下におかれた。国家破産した日
本の財政・経済・資産はIMF(中心は米国)の管理下におかれ、日本はますます米国の
属国になる。
現在、日本が抱えている借金はどれほどのものなのか。カウントの仕方によっては2000
兆円を超えるという説もある。ここでは国が公式に発表をしているデータに基づいて計算し
てみよう。財務省主計局が公表している「わが国の財政事情について」によれば、2005年
度末の国の長期債務残高は602兆円、地方が抱える長期債務残高は205兆円になる。
重複分34兆円を差し引くと、本年度末時点の地方を含めた長期債務残高は774兆円とな
る。
日本の借金はこれだけでは終わらない。この額には財投債も入っていないし、「短期国
債」その他の借金も入っていない。「わが国の財政事情について」によれば、2005年度末
の財政融資資金特別会計国債残高は144兆円。
合計すると借金の合計は最低でも918兆円となる。900兆円の借金と言われても、額が
大きすぎて実感がわかない。現在の日本の年間税収は44兆円ほどだから、20年間、税収
の全てを借金返済にあててもまだ足りない。個人で言えば、20年間まさに「飲まず食わず」
で給料の全額を返済にあてても返せない額を借金していることになる。
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