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2007年07月05日20時25分
羽生署警備課の巡査長(27)が証拠品のわいせつDVDをコピーし署員に配っていた問題で、県警は
5日、わいせつ図画頒布と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供)容疑で巡査長を書類送検し、
懲戒免職にした。また、コピーを依頼した同課長(55)=同日付で依願退職=らを停職1カ月の
懲戒処分とするなど、当時の上司ら計9人を処分した。
調べでは、巡査長は2月下旬~3月上旬、証拠品として押収したわいせつDVDを勤務時間中に署内で
コピー、課長と別の課の巡査部長(49)に計14枚を配り、別の警部補(36)にもパソコンに取り込むかたちで
画像を提供した疑い。課長に配ったとされる9枚のうち1枚が児童ポルノだった。
DVDは、同署が2月に群馬県内のわいせつDVD卸業者を、わいせつ図画頒布容疑で家宅捜索した際に押収。
巡査長と巡査部長はDVDの検分を担当していた。
コピーに使ったとされる複製機も押収品で、巡査長は自分用にも20枚ほどコピーしたという。警部補への
提供が最初だが、それを知った課長らが「自分もほしい」などと言って依頼したという。
巡査長を最も重い処分としたことについて、県警は「断ることも可能で、厳重に証拠品を管理していた
部屋に入った責任は重い」とした。階級を利用した強制や金銭の授受はなかったという。
高橋克郎・監察官室長は「職員がこのような恥ずべき犯罪行為を発生させたことは誠に遺憾。職員への
職務倫理教養と証拠品のより厳格な管理を徹底し、県民の信頼回復に努めたい」などとコメントした。
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