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★困惑と批判、与野党思い交錯 ドン辞任…長崎激震
「昼飯を食べながら決断した」。原爆投下をめぐる「しょうがない」発言で3日、辞任に追い込まれた
久間章生防衛相。参院選の公示を約1週間後に控えたタイミングでの辞任に、ただでさえ年金問題で
“逆風”にさらされている自民関係者からは「辞めようが辞めまいが地獄だ」(古参秘書)との声が
漏れた。参院選への影響を最小限に食い止めたい与党と、「ただの選挙向け」と敵失につけ込む野党。
有権者は辞任をどう受け止めるか。各地で困惑と批判が交錯した。
(中略)
参院選公示を来週に控え、与党候補者らの空気は一様に重い。
(中略)
「ご本人は辞任で事態が収まると思っているかもしれないが、そうはいかない。投票で自民と書く人
は確実に減ってしまった」。こうぼやいたのは、比例代表で出馬する自民候補者の秘書だ。
公明の現職、山口那津男氏(東京)は「実務能力がある人だけに残念だが、閣僚としてふさわしくない」。
選挙への影響は「大きなマイナスになるかも。重く受け止める」と語った。
一方、敵失で攻勢を強める野党。「辞任は本人の反省というより、選挙への影響を考えたのだろう」と
みるのは民主の現職、岡崎トミ子氏(宮城)。「すぐに辞めさせなかった安倍首相の対応に疑問を感じて
いる有権者は多いはず。影響は大きいと思う」と話した。
(中略)
民主党長崎県連の川越孝洋幹事長は「久間さんは世論の動きをみて『沈静化しない』とあきらめたのだろう。
有権者はばかじゃないから、『しょせんは選挙向け』と見抜くはず」と気勢を上げる。ただ「揚げ足取りに
終始すると県民感情を逆なでしかねないので、浮足立たないようにしたい」とも語った。
(後略)
■ソース(産経新聞)(略部分はソースで)
URLリンク(www.sankei.co.jp)