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今春の東京都世田谷区議選で民主党新人としてトップ当選しながら、経歴詐称が発覚し、
3日に辞職した元外務省職員の森学・前区議(38)の問題を受けて、同区議会の主要会派は、
今後の区議選で当選した新人議員に対し、経歴を証明する書類の提出を義務づける方針を決めた。
過半数を占める自民、公明、せたがや政策会議の3会派が既に合意、9月の定例区議会に
条例案を提出する。経歴証明の義務化について、総務省は「聞いたことがない」としており、
国会、地方議会を含め、初のケースになるとみられる。
新人だけが対象で、当選後、学校の卒業証明書や、官公庁や企業が発行する在籍証明書などの
提出義務が生じる。選挙運動中は規制を受けない。衆院事務局によると、議員になる者は
経歴や学歴は自己申告が原則となっており、異例の制度となりそうだ。
森前区議は在ルクセンブルク大使館の3等書記官だったにもかかわらず、選挙公報やポスターに
「1等書記官」と記載したとして、警視庁が先月21日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)
容疑で書類送検。責任を取るとして3日、区議を辞職した。
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【東京】民主党新人としてトップ当選した森学・世田谷区議が辞職 6月21日に経歴詐称疑惑で書類送検
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