07/07/03 16:26:18 0
・8人が立候補の準備を進めている大阪選挙区(改選数3)では、3年前の参院選で
辻元清美衆院議員が獲得した約72万票の行方に注目が集まっている。同選挙区には
今のところ「台風の目」となりそうな候補の名乗りはないが、大阪では西川きよし氏ら
タレント候補が浮動票を大量得票する歴史があり、各陣営は著名人の出馬に警戒している。
平成17年に衆院議員に返り咲いた辻元氏は、14年に秘書給与詐欺事件で衆院議員を辞職。
16年に執行猶予付き有罪判決を受けた後、西川氏が引退した同年の参院選に出馬した。
落選はしたものの、3位で当選した北川イッセイ氏との差はわずか一万数千票。比例代表の
府内の社民票が約13万票だったことからすると、60万票近くが辻元氏個人を支持する浮動票
だったとみられる。
今回の大阪選挙区には、自民、民主、公明、共産、社民、国民新、無所属2人の計8人が
立候補を準備しているが、著名人やタレント候補はおらず、辻元票が当落を左右する可能性が
あり、この票の取り込みを図る陣営もある。
辻元氏が所属する社民は5月中旬に新人を擁立したが、出遅れが指摘されたため、辻元氏を
前面に押し出して知名度アップを図る作戦を展開。辻元氏と候補予定者の顔を同じサイズに
印刷した政党ビラ約50万枚を作製して配布。
一方、民主党府連の幹部は「辻元氏は有名人で、タレントのような人。しかも票は反自民、
反公明だった。うちと共通している」と影響を心配する。
民主は16年の参院選で、新人の尾立源幸氏を擁立。応援にはタレントの島田紳助氏が加わり、
90万票を超える得票でトップ当選した。この幹部は「紳助氏が応援した街頭演説は最高レベルの
人が集まった」と振り返り、大阪の選挙で著名人の強さを認める。
大阪選挙区では、10年に西川氏が約105万票を獲得したのが最高で、「お笑い票100万」とも
いわれる。公明現職の陣営では「16年の選挙では、『お笑い票』がかなり辻元氏に行ったのでは
ないか」と分析し、「今回は辻元氏自身はもちろん、有名人はいないので、全体的に接近した票数に
なるのではないか」。(一部略)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)