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・グッドウィル日雇い 二重派遣で禁止業務 厚労省調査へ
グッドウィル・グループの子会社で日雇い派遣大手グッドウィル(東京都港区)から
派遣された男性スタッフ(27)が、職業安定法に違反する二重派遣の状態で、
労働者派遣法で禁止された港湾での荷物の積み下ろし作業をしていたことがわかった。
男性が三井倉庫(同)の構内で労災事故にあったことで明るみに出た。
グッドウィルが労災を適切に報告しなかった疑いもある。
同じ状態で働く人は多数いるとみられ、厚生労働省はグッドウィルが違法派遣に
かかわった可能性があるとみて調査し、違法性が確認されれば行政処分を検討する。
日雇い派遣業界では、港湾や建設、警備といった禁止業務への派遣や、二重、多重派遣の
横行が指摘されてきた。東和リースはグッドウィルのスタッフを三井倉庫を含む複数の会社に
長年送り出しており、多数の労働者が違法状態で働いていた可能性が高い。男性が加入する
グッドウィルユニオンの関根秀一郎書記長は「ほかにもグッドウィルの日雇い派遣労働者から、
建設現場で働いたなどの相談が多数ある」と話す。
グッドウィルは05年6月、建設業務への派遣を繰り返し、東京労働局から事業改善命令を
受けており、厚労省はこの事実を重視。違法な派遣への関与が確認され、
悪質と判断されれば、事業改善命令や事業停止命令が出される可能性がある。
グッドウィル・グループ広報IR部は「東和リースと笹田組は請負契約で二重派遣ではない。
事故時の作業は港湾業務ではなく、労基署への報告にも問題はない」としつつ、東和リースが
二重派遣や港湾業務に従事させた「疑義がぬぐえない」として、当面同社との取引をやめるという。
(一部省略)
asahi.com 2007年07月03日06時02分
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