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★小沢代表に責められ、安部首相逆ギレ
安倍晋三首相(52)が1日、都内で開かれた民間シンクタンク主催の党首討論で、
民主党小沢一郎代表(65)と参院選前最後の対決に臨んだ。首相は「政権政党は
できることしか言わない」と明言し、消えた年金記録5000万件の1年以内の
照合作業完了など公約実現に向け、退路を断った。久間章生防衛相(66)の
「原爆投下はしょうがない」発言では、米国への謝罪を求める小沢氏に逆ギレ。
首相の熱さとは裏腹に選挙は大逆風だが、捨て身のアピールは奏功するのか。
ペーパーに目を落とす小沢氏と対照的に、いつものカメラ目線。
参院選最大の焦点となる消えた年金問題でも「民主党は5000万件の照合は
『1年以内にできない』と言うが、私はできることしか言わない」と強調した。
照合結果の通知について、受給者は来年8月まで、加入者は再来年3月までとした
期限も「できればもう少し前倒ししたい」。与党内にも作業を不安視する
声があるにもかかわらず、ハードルをどんどん押し上げた。
ただ、小沢氏の執拗な追及が続くと、逆ギレ状態に。
久間発言をめぐり「まずは原爆を投下した米国に謝罪を求めるべき」
「同盟とは対等の関係。主張はきちんとすべき」と指摘した小沢氏との3度目のやりとりで、
首相は耐えかねたように「小沢さんは久間さんの問題が出たから言うんでしょ。
あなたは自民党幹事長時代、海部総理にそんなことを言ったのか。そうじゃないでしょう。
そんな発言をする必要があるのか」と、語気を強めた。苦し紛れの答えには、
さすがの小沢氏も「今の総理の発言は理解に苦しむ」と苦笑い。
会場の報道陣からも失笑が漏れた。
終盤国会の運営手法同様に、首相の強気が目立った討論。しかし内閣支持率は回復せず、
有権者の目は厳しい。与党過半数割れの予測も出る中、逆風を挽回するには、
前のめりになって“約束手形”をアピールするしかないのかもしれない。
日刊スポーツ(一部略) URLリンク(www.nikkansports.com)