07/07/02 05:55:13 WbW4rVe4O
>>861少し修正。
明治のも昔のも今も変わらずに天皇が神と一体化するからって意味で内容はかわらないだが…。
勝手に天皇を一神教の神とか妄想してるが、昔から天之御中主>>天照>>天皇だしな。
昭和初期だって聖なる皇道と神に背く天皇なら退位すべきとの平泉学派が居たくらいだし。
因みに今上陛下も一体化する祭祀をしている。
伊勢神道のが五部書とか見ても一神教的だろ。国家神道では全ての神は同格としてるから多神教。
てか自然崇拝を初めて出したのは平田神学以降からだしな。
あと昔から神格権など魂の審判権も有ったし、審神者を支配していた。
「江戸幕府初代将軍である徳川家康が、東照大権現という神号をもち日光東照宮にまつられていることは、
日本人の常識である。『権現様』『神君』『東照宮』と称されて、徳川将軍家、旗本、譜代大名、さらには
外様大名まで、カリスマとしてその精神的な拠り所、精神的支柱として重要なイデオロギー面での役割を
果たし続けた。だが、東照大権現の神号をおくり、神としてまつったのは、将軍ではなく天皇であった。
将軍には絶対まねのできない機能なのである。
そして、神格を与えられた家康をまつる神社は、当初は日光東照社であったが、それに一段高い格を
与えて日光東照宮としたのも、幕府が勝手にやったのではなく、天皇であった。徳川家康を神にまつり、
その社に宮号をおくったのは天皇なのである。天皇なしに日光東照宮も東照大権現もこの世になかった。」
藤田覚(東京大学文学部教授)「幕末の天皇」(講談社選書メチエ)
因みに藤田は東大でも有名なマルキスト教授の左派な。