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遊びを子どもたちに伝える「けいはんな伝承あそびの会わらべ」は１日、精華町精華台の
けいはんな記念公園でザリガニを釣る会を開いた。子どもたちは、真剣な表情で釣り糸
を垂らし、赤々としたザリガニを釣り上げていた。
ザリガニ釣りを現代の子どもたちに伝え、外で遊ぶ楽しさを知ってもらおうと企画した。
地元の親子連れなど約５０人が参加した。
子どもたちは、わらべのメンバーから「石の間やよどみに糸を垂らして」とアドバイスを受け
ながら、餌のするめを付けた手作りの竹ざおで大物を狙った。ザリガニを見つけると「いた、
いた」と歓声を上げ、競うように糸を垂らし餌に食いつくのを待った。釣り上げる途中に逃げ
られ「あー！」と悔しがる子どももいた。
友だちと２人で来た精華台小６年の佐野佳則君(11)＝同町精華台＝は「釣り上げる
時がどきどきして楽しい」と笑顔で話していた。
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