07/07/01 22:11:21 liyaOqAN0
自分で病気を理解しようとし、自分で決断する責任を引き受けて
病気に立ち向かおうとしている患者さんに対して
時間を割くことはそれほど苦にはならない。
理解する気がない
(提供できる治療法の選択肢が少ないこと、いずれを選んでも望むような結果が得られる可能性が少ないこと、
検査や治療にリスクが伴うことを認めたくない)
相手から
際限のない説明の要求をされるのは辛い。
世の中そんなに心の強い人ばかりじゃないから、
昔は
「大丈夫、大丈夫」
って気休めでも言うのが医者の役割だったけど
今は訴訟のことを考えればうかつなことを口にできない。
そういう患者が求めているのは
理屈じゃなくて感情的な慰撫、未来への保証だと分かっているけど
そういうのが得意な医者は多くはない。
心理カウンセラーみたいに外来で一人の患者に何十分もかけているわけにもいかない。
WHOで世界一、とはいえ中から見ても今までの医療に問題がないことはない。
でもマスコミが無思慮に展開してきた医者叩き、クレーム推奨作戦には
怒りしか感じない。