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★自傷で失明、京都府が上告断念 損賠判決確定へ
・自閉症の女性(24)が向日が丘養護学校(京都府長岡京市)に在学中、自傷行為で両目を
失明したのは、学校が不適切なカリキュラムを強いたことが原因として、女性と両親が府に
損害賠償を求めていた訴訟で、府教委は27日、約6300万円の支払いを命じた大阪高裁
判決を受け入れ、上告しないことを決めた。女性側も上告しない方針で、判決が確定する。
女性は1990年に同養護学校小学部に転入、運動すると自傷行為をするようになった。
6年生だった94年9月に運動会の練習を機に自傷行為が激しくなり外傷性白内障で
両目を失明した。
一審の京都地裁は「自傷を防ぐのは不可能」として訴えを退けたが、高裁判決は「学校は
自傷行為を防ぐ注意義務があった」と判断した。府教委は、「元生徒の失明という不幸な
事件に対し、人道的な観点からも長期にわたる裁判を続けるべきではない」として、
上告を断念した。
原告代理人の永井弘二弁護士は「当然の対応だと思う。判決で指摘された通り、障害児
だけでなく健常者に対しても個人に見合った教育をしてほしい」と話した。
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