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★<サマータイム>経団連、試行的導入方針 職員から反発の声
日本経団連の御手洗冨士夫会長が、事務局職員を対象に、8月の勤務時間を
1時間繰り上げる「サマータイム」を試行的に導入する方針を明らかにしたことから、
職員から反発やとまどいが起きている。
御手洗会長が28日夕、政府の山本有二再チャレンジ担当相と懇談した際に飛び出した。
山本氏が「経団連は夏の出勤時間を繰り上げると聞いている。いい話なので、
安倍総理にも伝えた」と語り、会長も「政府が主体になって国民運動にしてほしい」と応じた。
実は、まだ経団連の上層部で検討段階の話で、職員にとっては寝耳に水。
今のところ職員約220人を対象に、8月の1カ月間、現在の就業時間の
午前9時半~午後5時を1時間早めて午前8時半~午後4時とする案が有力だ。
幹部職員は「プールや映画に行く時間が増える。ワークライフバランスを
見直すいいチャンスだ」と理解を示すが、一般職員からは
「絶対反対。朝が早くなって残業が増えるだけ」「外部との会合やセミナーも多く、
職員だけ4時に帰れるのか」と反発やとまどいの声が強まる一方。
「骨太の方針07」に、「国民運動の一環として、サマータイムあるいは
それに準じた取り組み(勤務・営業時間の繰り上げ)の早期実施について検討する」
との一文が盛り込まれたが、足元が揺らぐ中で、御手洗会長の先行導入が
国民運動になるかどうか。
毎日新聞 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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