07/06/29 21:19:50 0
・花火に浴衣に風鈴。夏の風物詩に最近はカスタネットが加わった。足元で鳴らすヒールの
音が、カスタネットのように聞こえることから、巷ではミュールで歩く女性を「カスタネット娘」
もしくは「カンカン女」と呼ぶ。
朝の駅のホームで階段を駆け下りるカンカン音を耳にすれば、季節はもう夏ですね。
などと流暢なことを言っている場合ではない!
「朝から憂鬱になる」「神経を逆なでする」「人の迷惑を考えない騒音女」「自分の足音には
責任を持て」「ミュール女は電車に乗るな」「脳みそ空っぽの音」「音と一緒にバカさを
ふりまいている」
ざっとネットを見渡しただけでも、このような悪口雑言。ところが音を撒き散らしている張本人、
私も含めて意外に気付いていない場合が多い。
「すごい音を立てている人のヒールを見ると、ほとんどと言っていいほど、リフト(ヒールの
着地する部分の部品)が取れています。ミュールに限らず、ゴムがとれて中の金属がむき
出しになればカンカン音がしますからね」靴修理の専門家「靴専科」の店長さんによれば、
カンカン音は踵の傷みが原因だという。
「踵の大きい靴だと広い面全体で体重を支えてくれるから、踵の減りも分散されますが、
ミュールは細いピンヒールに全体重がかかるわけですから、当然消耗は激しいです。頻繁に
踵の手入れをすれば、カンカン音は軽減できると思います」
「階段でカンカン音を立てている方は、ミュールと足が離れています。そのまま引きずって
歩いているので音がなりやすいんです。歩くときに踵から着地し、最後は指で床を押すように、
足首をしっかり使えばカンカン音はしませんし、引きずることもありません」
ミュールでの正しい歩き方を教えて頂いたのは、ミューズ・ウォーキングアカデミー代表
坂口みゆき先生。
「ミュールは踵が露出しています。階段を上がっている時は後ろから踵がみえますが、踵が
乾燥してガザガザだと幻滅です。足の爪はもちろん、踵の手入れもしっかりしましょう!」(一部略)
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