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・「宙に浮いた5000万件の年金記録」を保存している社会保険庁のコンピューターシステムを
巡り、契約書がないまま、年間800億円超の保険料や公費が業務委託先のNTTデータに
支払われていたことが、28日分かった。野党からは「あまりにずさんな契約」と批判が
上がっている。
会計検査院や社保庁が同日、参院厚生労働委員会での民主党の藤末健三議員への
答弁で明らかにした。会計検査院は今後、こうした契約状態について検査する方針だ。
社保庁のシステムは、NTTデータが担う「年金記録システム」と、日立製作所が担当する
「年金給付システム」に分かれている。05年度は年間計約1140億円が社保庁側から
支払われ、うち約840億円はNTTデータへの支払いだった。
28日の審議で、藤末議員が利用契約書の有無を尋ねると、会計検査院は「06年度まで
契約書は作成されていなかった」と答弁した。NTTデータと社保庁側は99年の契約約款で
「利用契約を締結する」と定めていたが、利用契約は結ばれていなかったという。
柳沢厚労相も「見過ごすわけにはいかない。実態を早急に把握し、措置をとりたい」と
調査する意向を示した。
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