07/07/01 00:33:58 C/wV5GH20
>>795 の続き
コイズミ・パーフォーマンス (全7章 その3)
国民主権とか民主主義と言われても、大多数の一般庶民にすれば、先ずは、
自分が生きていくことが最も大切で、その次に、今の政府は、どんな政権なのか? を考える。
多くの国民の今の政権に対する認識なんて、こんな程度で、1億2000万人も住んでる日本では、
庶民は庶民であって、自分の生き方は自分で模索しなければならない。
どんなに社会が悪いと言っても、国家の責任と騒いでも、責任を押し付けるだけでは、
自分は生きていけない。
だから、単純明快な「コイズミ・ブーム」は支持されたと思うのです。
政治家とか官僚のお役人さんは、いはば日本のトップエリートです。
トップエリートになるために、いくつものハードルを乗り越えられ、出世競争で「勝ち組」になられました。
そんな順風満帆な「勝ち組」の人達が、「徴兵拒否」する庶民の『心』を、本当に理解できるのだろうか?
「コイズミ・熱狂ブーム」に酔いしれた多くの一般大衆が、すんなりと賛同するような解決手段を講じられるのか?
格差問題とは、多くの国民にとって、本当に身近な「テーマ」です。
だから、くれぐれも慎重に対処すべきだった。
『勝ち組』の「エリート的な判断基準」による「ものさし」で計量した調査結果を踏まえて、
「格差問題の解決策はこれだ!」 と模範解答を探し当てられても、はたして、送やすやすと、
そんな立派で優秀な模範解答を、多くの国民は読解できて、受け入れるだけの太っ腹があるだろうか?
続く