07/07/01 00:21:26 C/wV5GH20
コイズミ・パーフォーマンス (全7章 その1)
最近思うのですが、今の日本って、「独裁者」が出現する適した社会情勢じゃないかな?
独裁者が現れても、不思議じゃないと思えるような世の中になっている。
多くの人々は、そんな「願望」を心の奥底に抱いてるんじゃないかな?
ヒトラーは軍事独裁者と言われますが、第一次大戦後の荒廃したドイツ復興を成し遂げた「英雄」と、
片方では評価されてます。
第一次大戦の敗戦国となり、途方もない戦後賠償をするハメに陥り、
国内経済はガタガタになっていました。
有能なドイツ国民は落ち込んで、経済はインフレが激しく、多くの有識者は
失業し路頭に迷っていました。
そんな無業者失業者を、国家社会主義政策と民族ファシズムで国民組織化し、
アウトバーンとか公共事業による失業対策で、国民に将来への夢を与え、
あの理知的で理屈っぽいゲルマン民族は、見事に統率され、
ドイツは復興しました。
日本も60数年前、ドイツと同じ軍国主義ファシズムの忌まわしい過去を背負っていますから、
そのような「願望」を抱くことは「悪」と捉えている。
だけど、それは60数年前に忌まわしい過去を背負ったから、
「悪」と捉えているにすぎないと思う。
続く