【著作権】 「JASRACの徴収減など、デジタルコピーの影響大。私的録音補償金制度の改善が必要だ」…音楽作家団体協・理事長★2at NEWSPLUS
【著作権】 「JASRACの徴収減など、デジタルコピーの影響大。私的録音補償金制度の改善が必要だ」…音楽作家団体協・理事長★2 - 暇つぶし2ch1:☆ばぐ太☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
07/06/29 10:28:32 0
・「私的録音録画小委員会」の2007年第6回会合が、27日に行なわれた。
 補償措置の必要性に関する議論では、補償金制度の拡大を求める権利者側の意見に
 対して、「説明不足の状態で、補償金をさらに上げるのは全く賛成できない」など消費者側と
 意見が対立。私的録音録画に関する制度設計ではなく、制度の必要性を問う「そもそも論」に
 多くの時間が費やされた。

 主婦連合会副常任委員の河村真紀子氏は、消費者の立場から「今回の委員会の設置目的は、
 制度の存続を前提に、さらに補償金を上げることにある」という主旨の資料を提出。
 「ある一部の権利者のために、広く薄く消費者全体から徴収するシステムには、負担する者に
 対する説明責任と透明性、公平性の確保が強く求められる。それらが果たされていない」(河村氏)

 補償金制度をめぐっては、私的録音録画によるレコード売上減少という観点から補償の
 必要性が議論されることがあるが、日本音楽作家団体協議会理事長を務める小六禮次郎氏は
 「本質はそのような次元のものではなく、著作権者の無権利状態の放置が、文化的視野から見ても
 不適切」と指摘。「私的複製の増殖によって音楽が消耗されてしまったら、文化としての成長発展が
 止まってしまう」との考えを示し、私的録音録画の規模に応じた適切な権利保護を求めた。

 一方、イプシ・マーケティング研究所代表取締役社長の野原佐和子氏は、「IT化の進展で
 音楽や映像の利用方法が大きく変わり、ビジネス的にも縮小したり拡大する分野が出てきた。
 このような社会環境の変化に応じた制度は必要だが、制度で保護することはあまりすべきでは
 ない」として、私的録音録画補償金制度による権利保護の必要性に疑問を呈した。

 これに対して小六氏は、「実際にJASRACが徴収している著作権使用料が減少するなど、
 社会環境の変化によるデジタルコピーが著作者に大きな影響を与えていることは事実。
 現状の補償金制度は手をこまねいているとしか思えない」と反論。対症療法であったとしても、
 補償金制度を改善してもらいたいと述べた。(抜粋)
 URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)

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