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107人が死亡した2005年4月のJR福知山線脱線事故(兵庫県尼崎市)で、
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は28日、調査の「最終報告書」を公表した。
高見隆二郎運転士(死亡)がカーブに速度超過で進入した異常運転を行った背景
には「運転士に懲罰的な日勤教育や懲戒処分を課すJR西日本の厳しい管理体制が
あった」として、企業体質を厳しく批判した。
事故調が、事故原因について、企業体質の問題に踏み込むのはきわめて異例。
最終報告を受け、事故原因について事故調に鑑定依頼していた兵庫県警は、JR西
の刑事責任追及に向けて捜査を本格化させる。
事故原因については、運転士が直前に犯したオーバーランで処分を受けることを恐れ、
車掌の無線交信に気を取られ、「運転から注意がそれ、現場カーブでブレーキが遅れた」
と結論付けた。
■ソース(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)