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◇ハーフパンツ型は紺、黒、灰色中心
子ども服メーカーでも2、3年前からオーバーパンツの製作が本格化してきた。
サンリオでは3、4歳から小学1年生を対象にした製品の販売を2年前から始めた。
「公園の滑り台の下から小さな女の子のパンツをのぞいている人がいて、怖い。
オーバーパンツがほしい」という母親からの要望がきっかけになったという。
このため、キャラクターを前面に出したかわいらしいものではなく、
小さくワンポイントをいれた地味なデザインのものが多い。色も紺、黒、灰色が中心だ。
ミキハウスでも幼稚園、小学校低学年用に2年前から、スカートの色に合わせた
オーバーパンツや1分丈のスパッツなどの販売を始めた。スカートやワンピースなどと
おそろいのものも多く、ファッション性と実用性を兼ね備えている。
これに対し、下着メーカーのワコールは、ジュニア用の下着を作り始めた70年代半ばから、
スクール用としてはくオーバーパンツを販売していたという。
ファミリーウェア営業部の槙野智子さんは「当時は、スカートの下にブルマーをはいていた時代。
このブルマーの代わりに、綿100%で薄手の
ブルマー型オーバーパンツが必要だとして開発されたようです」と話す。
年代とともにデザインはブルマー型からハーフパンツ型に変わり、3年前からは、
夏用として汗を素早く吸収し蒸発させる素材の製品も新たに販売している。
選ぶ時のポイントとして、槙野さんは「発育途中の子どもたちだから、
体を締め付けるものは避けた方がいい。
なるべく自然な素材で伸縮性のあるものがお薦めです」と話す。
[終]