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☆全国初、実習助手で 来年度に養護学校へ
六月定例県議会は二十七日、総務県民、建設、文教、警察の各委員会を開いた。文教委員会
で伊藤敏雄教育長は、全国で初めて、知的障害者を教員職として採用する考えを示した。
教員免許を必要としない実習助手(採用一人)で、来年四月一日に知的障害者養護学校に配置する。
【知的障害者の教員職雇用】
県教委は、障害者雇用の拡大を進めているが、教員免許が必要なことなどがネックとなって
いた。伊藤教育長は、知的障害者の実習助手としての雇用について「教員に採用するのは難
しく、いい工夫ができないか検討してきた(結果だ)」と説明した。
県教委は、七月から実習助手の特別選考の募集を始め、十二月に小論文と口述による試験を
実施。採用した職員は、知的障害者養護学校十校のいずれかに配置。実験や実習の際に材料
調達や道具の点検、後片付けなど教諭の補助を行う。
知的障害者の採用では、知事部局も二〇〇八年度に初めて二人を採用、県農業総合試験場で
栽培管理などに従事してもらう予定。
【三十五人学級拡大に伴う教室不足】
県教委は、小学二年と中学一年への三十五人学級の拡大に伴い、県内全体で約九十教室が
不足するとの見通しを示した。
県教委は、小二は二〇〇八年度から、中一は〇九年度から三十五人学級を拡大する。県内
市町村教委を対象に行った調査によると、〇九年度は小二、中一とも約二百五十学級増加し、
小学校で四十教室、中学校で五十教室足りなくなるという。
学校施設は各市町村が整備することになっており、
教室の転用や増築、プレハブ校舎建築などで対応するという。
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