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・「消えた年金」問題で、自民党が追及の急先鋒に立つ民主党の長妻昭衆院議員(47)を
標的にし始めた。先日、社会保険労務士である同党の内山晃衆院議員に「登院停止30日」
という“制裁”を下したばかりだが、民主党の追及を緩めようとの思惑が透けてみえる。
「こんなのはいちゃもんだ! 不法侵入したわけじゃあるまいし…。現場に行って実態を
把握しようとする行為を批判されるいわれはない。アポも取っている。段ボールを開けたのも
社会保険庁の経理課職員だ。勝手にやったわけではない」
こう怒りをあらわにするのは民主党幹部。
長妻氏をめぐる「自民Vs民主」第1ラウンドがあったのは先週21日の衆院議院運営委員会
理事会。自民党側は長妻氏らが6月12日に東京・品川にある社会保険庁の倉庫を視察した
ことを引き合いに出し、「正規の手続きをせずに個人情報の入った段ボールをあけた。調査
させていただく」と、ケンカを売ったのだ。
これには長妻氏自身が「事実無根だ!」と激怒。民主党関係者は「長妻氏をなんとか“失脚”
させたいのだろう」とみる。
第2ラウンドは26日の衆院厚労委員会の理事懇談会。自民党の提案によって27日の審議が
なくなってしまったのだ。
同委では労働関連3法などを審議しているが、朝日新聞(27日朝刊)は自民党理事の
コメントとして「長妻さんに年金でわいわいやられたら、たまらない」と報じており、背景に
長妻氏の質問封じがあったとみられる。
長妻氏といえば、昨年6月にいち早く「消えた年金」問題を国会で取り上げた、年金問題の
スペシャリスト。今年2月には、予算委員会で安倍晋三首相と対決し、首相から「年金そのものに
対する不安をあおる結果になる危険性があるのではないか」という答弁を引き出し、首相の危機
管理能力の低さをあぶりだした。(>>2-10につづく)
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