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【苫小牧】苫小牧市入船町の食肉加工製造卸会社「ミートホープ」の
牛ミンチ偽装事件に絡んで、同社の田中稔社長は二十七日午前、
自宅前で報道陣に対し、「工場は冷蔵庫などの設備が非常にいいので、
何とか使えるようにしたい」と述べ、社名を変更した上で会社存続を探る意向を示した。
田中社長は「(会社名が)『ミートホープ』ではだめ」と述べる一方、
二○○五年十一月に同市汐見町で稼働させた新工場など、同社の設備の存続を強調した。
また、解雇方針を伝えた七十一人の従業員の再雇用先を
他社に相談し始めたことを明かし、「何社か興味を持ったところもある」と話した。
同社は一連の偽装工作発覚後の二十五日、「会社の存続は難しい」と
事実上廃業の方針を示したが、二十六日の従業員説明会後では一転、
「再建に向けてあきらめているわけではない」(田中恵人専務)と存続を探る意向を示していた。
苫小牧消費者協会(橋本智子会長)は二十七日、ミート社の製品が学校給食や
市立病院で使用されていたことを受け、苫小牧市にチェック機能の強化と、
農水省や保健所などとの連携強化による再発防止を求めた。
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