07/06/26 18:06:03 0
中国から輸入された家庭用圧力なべの一部で事故が起きるおそれがあることが26日、
経済産業省の調べでわかった。同省は今年4月に日中両政府間で結ばれた
製品安全に関する覚書に基づきこの情報を中国政府に通報、
中国当局も調査に乗り出した。中国製品を巡っては国際的に
安全性に不安が広がっており、日本国内でも輸入品の安全確保が課題になっている。
この覚書による中国側の調査は初めて。
問題の圧力なべは、取っ手の温度が室温より最大で50度高くなる可能性があり、
消費生活用製品安全法(消安法)に基づく技術基準を満たしていなかった。
また、技術基準より低い圧力でふたが動いてはずれ、
中の熱い食品が飛び出すおそれもあるという。
このなべは国内業者が約1万個を輸入。05年11月~今年4月に通信販売などで
約8700個が売られたという。業者が既に回収を始めたが、
回収率は4割程度にとどまっているという。
圧力なべの製造・輸入業者は消安法で、技術基準に適合しているかどうかの
検査が義務づけられている。基準適合を示すマークをはらないと、販売できない。
同省は5月上旬、本格的な調査を開始。消安法に基づき、近く業者に
業務改善命令などの行政処分を出す方向で検討を進めている。
朝日新聞
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