07/06/25 14:30:11 +FU5b5640
「名前なんて何でもいいだろう」と考えるような者は精神医学的に大いに問題が
あります。
理論的に詳細説明を必要とするところですが、ここでは不可能なのでごく簡単に言います。
人間は1人では生きていけない集団存在です。したがって集団内での自分の位置づけを認識
することが、不可欠絶対のものであります。しばしば「アイデンティティの確立」などと
言ったりしますが、要はこのことです。集団の認識、そしてその構成員である自分おいう存在
を認識し、意識の統合軸をそこに設定することであります。
これができてこそ、いわゆる普通の社会生活が可能になるわけである。その場合、名前というのは
この認識を確立する上での象徴的な手段として極めて有効かつ排除しえないものであります。
精神の統合軸形成に極めて重要な役割を果たす存在である。
仮に、この統合軸が形成されなかったり不完全だと「統合失調」、つまり社会生活を営む上で
「軸」を持たないが故の異常行動に繋がる恐れが出てくるものです。
「名前なんて」と考える者は、精神医学上、イエロー信号と心得ておくべきでしょう。