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★大阪市立の保育所長がカラ出勤―停職3カ月処分に
大阪市立保育所の女性所長(59)が、出退勤時刻を記録するICカードを
部下の女性保育士(53)に操作させて「カラ出勤」をし、停職3カ月の
懲戒処分を受けていたことが23日、分かった。保育士は文書訓告。
所長は「保護者への対応などで休日出勤や残業した分を振り替えても
いいと思った」と話しているという。
市によると、所長は今年1―3月の計3回、いずれも午前8時半ごろ、
職場に置いてあった自分のカードを読み取り機に通すように保育士に依頼。
実際には午後に出勤したり、欠勤したりしていた。
大阪市は2004年に組織的なカラ残業が発覚したのを契機にICカードを導入。
「ふたたび信頼を失墜させる行為で重く処分した。残念だ」としている。(共同)
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