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★牛ミンチ偽装問題 国と道が情報放置で対立(06/22 14:22)
苫小牧の食肉加工製造卸会社「ミートホープ」の牛ミンチ偽装問題で、
昨年二月に寄せられた「ミンチに精肉以外の肉を入れて増量している」との
内部告発が一年以上も放置されたことについて農水省と道が対立を深めている。
農水省は「道内業者なので道に調査を依頼した」と説明。
これに道は「そんな依頼はない」と猛反発している。
赤城徳彦農水相は22日午前の会見で、ミートホープに日本農林規格(JAS)法違反の
疑いがあるとの情報が、昨年2月に農水省の出先機関の北海道農政事務所に寄せられたと説明。
同年3月24日に農政事務所職員が道庁を訪れ、道環境生活部生活文化・青少年室生活振興課
(現くらし安全課)あての調査依頼文書を手渡したとし、「(農水省は)的確に対処している」と強調した。
一方、道は「そんな文書の記録はなく、担当者も覚えはないと言っている。
そもそもミートホープは東京に営業所があり国の管轄のはずだ」(くらし安全課)と反論。
近藤光雄副知事は22日午前、「農水省とこちらの担当部との間にどんなやりとりがあったのか、
事実関係を確認中。それを踏まえ、対応を検討したい」と話したが、
ミートホープの管轄については「国の管轄だと思っている」との認識を示した。
JAS法では、同一の都道府県内で事業を行う業者の管轄は都道府県、
複数にまたがっている場合は国としている。
ミートホープは2005年7月に東京に営業所を開設していたが、農水省が気づいたのは昨年9月。
赤城農水相は、農水省側の非は認めなかったものの「道との連携で不十分な点があれば検証し、
対応したい」と述べた。
北海道新聞 URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)