07/06/22 12:47:26 QsY5GC4w0
国民は再び狡猾な官僚に騙されるのか?
グリーンピアの巨額損失、天下り、業者への常識外れな金額の外注、
裏金などの税金食いつぶし、さらに社保庁と全日本自治団体労働組
合(自治労)の間で労働条件向上を優先する覚書が交わされていたこと
など、厚生労働省の姿には驚きと怒りが交錯する。
これまで官僚の横暴ぶりは既に国民は知っていた。そして今、次々に
明るみなってきた恐るべき社保庁の仕事ぶり。
ここで国民はよく考えなければならない。なぜ民主党が社保庁のミスを
公表することができたのかを。
民主党の大きな支持母体は自治労である。議員であり続けるることに
意義があるかれらにとって、その票田である組織を壊すようなことができない
ことは自明の理である。
官僚は公務員制度、社保庁などの改革によって若干の痛手を被る
ことになるため法案成立を絶対に阻止しなければならない。
そこで民主党に情報を流し、政権与党の勢力を弱めようと画策し始めた
のである。官僚は、いわゆる「肉を切らせて骨を切る」戦略にうって出たわけだ。
そこまで追い詰められている官僚の襟を正すことができるのは法律だけ
である。かれらに倫理感、公序良俗などを求めることは夢のまた夢である。
もちろん崇高な使命感に燃えている官僚も多いことは確かであるが、人間は
どうしても欲に目がくらみやすい。一部の悪徳官僚が霞ヶ関全体の心を腐敗
させているのである。
狡猾な官僚に騙されないよう、いまこそ日本の将来を真剣に考えてみよう。
今が大きな好機であり、この機会を逃さないようにしたいものである。