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さいたま市は20日、市立病院「周産期母子医療センター」(同市緑区三室)に入院中の男児
の父親が、結核の感染と発症を知らずに1月中旬から47回にわたり面会を繰り返し、父親
が訪れた日に入院していた乳児約100人に感染の可能性があるとして、検査や発症を抑え
る治療をすると発表した。これまでに結核を発症した乳児はいない。
病院側によると、父親はさいたま市内に住む40代で、3月上旬からせきが出ており、今月に
入って検査を受け、15日に結核と診断された。
男児が入院していたのは、同センターの新生児集中治療ユニット(NICU)や新生児回復
ユニット(GCU)。抵抗力の弱い1歳未満の乳児が入室しているため、面会者の健康状態を
調査をしているが、父親にせきなどの症状は確認できなかったという。
同病院の遠藤昌夫院長は「結核菌は感染しても発症するのはごく一部だが、乳児は抵抗力
が弱いため対策を急いだ」と説明。今後については「面会者全員にマスクを着用させる」と
した。
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